高校受験を控えた生徒・保護者の方にとって、「志望校の倍率」や「どのくらいの割合が合格するのか」は気になるところではないでしょうか。
今回は、宮崎県教育委員会が公表している令和8年度(2026年度)宮崎県立高校入試のデータをもとに、一般入試の倍率と合格率について見ていきます。
◆宮崎県全体では、一般入試受検者の約96%が合格
令和8年度の宮崎県立高校一般入試では、
・ 一般入試実受検者数:2,858人
・ 一般入試合格者数:2,742人
でした。
実際に受検した生徒を基準に計算すると、
2,742人 ÷ 2,858人 = 約95.9%
となります。
つまり、宮崎県全体では一般入試を実際に受検した生徒の約96%が合格していることになります。
不合格者は116人で、不合格率は約4.1%です。
この数字を見ると、宮崎県では「県立高校に合格すること自体」は、県全体として見れば非常に高い確率であることが分かります。
◆宮崎市内の主要4校を学校全体で見ると?
次に、宮崎大宮・宮崎西・宮崎北・宮崎南の4校を見てみます。
一般入試について学校全体で集計すると、おおむね次のような状況になります。
学校全体で見ると、4校とも非常に高い合格率となっています。
ただし、ここで注意したいのが**「学校全体の倍率」と「学科ごとの倍率」は大きく異なる**という点です。
◆人気学科では1.5倍を超えるところも
同じ4校でも、学科別に一般入試の実倍率を見ると状況が変わります。
特に、
宮崎大宮・文科情報 1.81倍
宮崎西・理数 1.60倍
宮崎南・フロンティア 1.49倍
と、人気学科ではしっかりとした競争が生じています。
一方で、普通科については、大宮0.73倍、西0.88倍、北0.99倍、南0.68倍と、令和8年度はいずれも1倍を下回っています。
◆「高校に合格すること」と「希望する学科に合格すること」は別
ここまでの数字を見ると、一見すると少し不思議に感じるかもしれません。
県全体の一般入試合格率は約96%。さらに宮崎市内の主要4校も、学校全体で見ると非常に高い合格率です。
しかし、大宮・文科情報のように1.81倍となっている学科もあります。
これは、宮崎県立高校入試では第2志望による学科間の移動などがあるためです。
そのため、
「その高校に合格した」ことと、「第一志望として希望していた学科に合格した」ことは必ずしも同じではありません。
高校入試の結果を見る際には、単純な学校名や合格率だけではなく、「どの学科を第一志望として受験したのか」まで考える必要があります。
◆「合格率○%」という数字だけで判断しないことも大切
学習塾などの合格実績を見ると、「公立高校合格率100%」といった数字を目にすることがあります。
もちろん、受検した生徒全員が合格することは素晴らしい結果です。
一方で、今回のデータでは、宮崎県全体の一般入試合格率そのものが約95.9%となっています。
そのため、合格実績を見る際には「合格率」という数字だけでなく、
どの高校・学科を受検したのか
第一志望の高校・学科に合格したのか
入塾時からどれだけ学力が伸びたのか
といった点も含めて見ることが大切だと考えています。
◆高校合格をゴールにしない進路選択を
そして、大学進学を考えている生徒にとって、高校入試はゴールではありません。
「どの高校に合格するか」だけではなく、
その高校でどの位置を目指すのか。
高校3年間でどのような力を身につけるのか。
その先にどの大学・学部を目指すのか。
まで考えて進路を選択することが重要です。
例えば、同じ高校に進学しても、高校入学後の成績や学習状況によって、3年後の大学進学の選択肢は大きく変わります。
だからこそ、高校受験では「合格できる高校」を選ぶだけではなく、高校入学後まで見据えて志望校を考えることが大切です。
まなび舎 宮崎校では、現在の学力や学校での成績、将来の進路希望などを確認したうえで、高校受験だけでなく、その先の大学進学まで見据えた学習計画・進路についてご相談を承っています。
「今の成績でどの高校を目指せるのか」
「高校入学後、大学受験に向けて何をすればよいのか」
「第一志望に向けて、今からどの科目を優先すべきか」
といったご相談も可能です。
まずは学習相談だけでも構いません。
当ホームページの「お問い合わせ」または「公式LINE」より、お気軽にお問い合わせください。
※本記事は、宮崎県教育委員会が公表している「令和8年度宮崎県立高等学校入学者選抜」の一般入試実受検状況および合格者数一覧をもとに作成しています。
※学科別の合格率については、第2志望による学科間の移動などがあるため、単純に「学科別合格者数÷学科別実受検者数」で算出することはできません。
※倍率・募集人員・合格者数等は年度によって変動します。